小豆島グルメ

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『醤(ひしお)』の島 小豆島

瀬戸内の温暖で雨の少ない穏やかな気候風土の中で、小豆島は醤油産業によって栄えてきました。そして、良質の醤油を使用した佃煮や素麺、オリーブという日本人にとっては身近な食品や調味料が生産され、いずれも国内有数の産地であり、誰にも誇れる高い品質に裏打ちされた特産品です。

醤油

醤油が島に伝わったのは今から約四百年前の文禄年間(1592年~1595年頃)といわれています。豊臣秀吉の大阪城築城に際して、石材の切り出しに島に来ていた諸藩の大名が「醤油」を調味料として持ち込み、石材の切り出しに係わった島の人たちがその醤油の味を知り、製造方法を日本の醤油発祥の地である紀州の湯浅に学んで伝えたことから小豆島の醤油づくりが始まりました。

小豆島の醤油づくりの特徴は、昔ながらの土壁の醤油蔵に住み着いた醤油の菌と酵母の力を借りて、杉樽の中で一年半から二年の長い時間をかけて諸味を熟成させて造られています。正に島の気候風土と産業と人が一体となって生み出された渾身の一滴です。

この杉樽は、国内に約三千本あると言われていますが、その内の千本以上が小豆島にあり生産の現場で活躍し、おいしい島醤油を造り出しています。

醤油杉樽

佃煮

島の佃煮は、昭和20年9月終戦直後の食糧難の時代、主力産業だった醤油を活かして初めて造られました。最初に造られた佃煮の原料はさつま芋の芋蔓で「葉柄佃煮」として50貫が炊かれました。その後は社会の安定と経済成長とともに小豆島の佃煮は昆布・海苔を主体に各社が研究を重ねて日本でも有数の産地に成長し、最盛期には200憶円を超す生産高を誇り、現在も島内で15社が小豆島の基幹産業として全国に商品を送り出しています。

島の佃煮

素麺

小豆島で素麺づくりが始まったのは1597年頃で、お伊勢参りの帰りに今の奈良県の三輪村で素麺づくりを学んだ池田の人が製法を島に伝えました。

小豆島素麺の特色は、製造中の麺の癒着と過度の乾燥による肌荒れを防ぐため、表面に薄く島の特産だったごま油を塗ることです。

その味は勿論のこと、青空の下で天日干しされた素麺の美しさは島の風物詩の一つでもあります。

小豆島素麺は、揖保(兵庫県)と三輪(奈良県)とともに日本の三大産地の一つに数えられ、現在約200軒の素麺屋さんが島素麺の伝統と技術を守り、おいしい素麺づくりに取り組んでいます。

素麺

オリーブ

今から100年以上前(1908年)に日本で初めてオリーブの栽培に成功して実が結実したのが「小豆島」です。

当時の農商務省の政策により、鹿児島県と三重県と香川県(小豆島)でオリーブの試験栽培がなされましたが、栽培に成功したのは小豆島だけでした。

これは、温暖で少雨の瀬戸内海性気候がオリーブの栽培に適していたことが挙げられますが、小さな島の限られた土地で適地を求め、オリーブの栽培に時間と労力をかけた島人の弛まぬ研究心と献身的努力があったからこそ成し得た結果ではないでしょうか。

オリーブは平和のシンボルとして国連旗のデザインに使用され、健康に良いものとして食用油や化粧品等として多くの人に愛用されています。

小豆島のオリーブの特徴は、オリーブの実一つ一つが人の手により丁寧に手間暇かけて「手摘み」で収穫され、鮮度を重視して高い品質を誇っていることです。

オリーブ

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